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この度は、ファイルメーカーPro 3.0にご興味をお持ち頂き、誠にありがとうございます。このファイルメーカーPro 3.0 評価版は、クラリス社の製品をより多くの方にご体験いただくためのプログラムです。 この「始めにお読みください」には、以下の内容が含まれています。 1.評価版の動作環境 2.評価版の制限 3.評価版のインストール方法 4.評価版の起動方法 5.評価版の使用時の注意事項 6.評価版のサポート 7.ファイルメーカーPro 3.0の概要 1.評価版の動作環境 この評価版プログラムを使用されるには、以下のシステムが必要です。 ■68020以上のCPUを搭載したMacintosh以降の機種およびPower Macintosh全機種 ■漢字Talk 7.1以上のMac OS ■3MB以上のRAMの空き容量 ■4MB以上のハードディスク空き容量 2.評価版の制限 ファイルメーカーPro 3.0の評価版には以下の限定があります。 ■データの入力、およびブラウズは50レコードのみに制限されています。 ■ファイルのデータを印刷時、製品名が背景に印刷されます。(画面では表示されません。)。 ■ヘルプは使用できません。 ■チュートリアル、Apple Eventガイドファイルは含まれていません。 ■付属のテンプレートファイルの数が製品と異なります。 3.評価版のインストール方法 (1)「インストーラ」ファイルをダブルクリックします。 (2)表示されますダイアログの手順にしたがって、インストールを完了してください。 4.評価版の起動方法 (1)インストールされた「ファイルメーカーPro 3.0 評価版」フォルダーをダブルクリックします。 (2)「ファイルメーカーPro 評価版」をダブルクリックします。 (3)画面に表示されます、評価版に関します契約をお読みいただき、同意される場合は「同意します」ボタンをクリックしてください。 5.評価版の使用時の注意事項 ■旧バージョンのファイルを変換される場合は、必ずバックアップをとった後に行って下さい。クラリスでは、この評価版のご使用に伴う他のファイルへのダメージやその他一切の損害に関する責任は負いませんので、あらかじめご了承下さい。 6.評価版のサポート ■クラリスではこの評価版のサポートは一切行っておりません。 7.ファイルメーカーPro 3.0の概要 -- 新規ファイルの作成方法 -- フィールドの作成方法 -- データの入力/ブラウズモード -- 新規レコードの作成 -- データの検索 -- フォームのデザイン -- ファイル保存 -- テキスト定規の表示 -- フィールド内でのタブ挿入 -- ネットワーク上でのファイルの共有 -- リレーショナルの設定 -- リレーショナルの設定(1対多) 【新規ファイルの作成方法】 ファイルメーカーProで新規にファイルを作成する方法は2通りあります。 ●すでにデザイン済みのデータベースを使った作成方法 1 アプリケーションを標準インストールした場合、ファイルメーカーProを起動すると、最初に「新規データベース」ダイログボックスが表示されます。 2 「新規データベース」ダイアログボックスにて、データベースのリストより作成されたいデータベース名を選択し、[OK]をクリックします。 3 ファイルを保存するダイアログボックスが表示されるので、ここでファイル名を入力し、[保存]ボタンをクリックします。 4 画面上に、デザイン済みのデータベースが表示されるので、ここで新規にデータを入力するには、新規ボタンをクリックします。 ●新規にデータベースを作成する方法 1 「新規データベース」ダイアログボックスにて、[新規ファイルを作成する...]のラジオボタンをクリックし、[OK]ボタンをクリックします。 2 ダイアログボックスが表示されるので、ここでファイル名を入力し、[新規]ボタンをクリックします。 3 フィールドを定義するダイアログボックスが表示されるので、ここでフィールド(データを入力するための項目)を作成します(例:「名前」、「住所」、「電話番号」等)。 【フィールドの作成方法】 1 フィールドを定義するダイアログボックスにて、フィールド名をテキスト入力ダイアログボックスに入力します。 2 フィールドタイプを選択します(入力されるデータの種類によってそれぞれ選択します)。 3 [作成]ボタンをクリックします。 4 フィールドの作成が終わった後[終了]ボタンをクリックします。 【データの入力/ブラウズモード】 フィールドを作成後、すぐにデータの入力が行えます。ファイルメーカーProでは、データを入力するモードを、ブラウズモードと呼びます。 1 ブラウズモードにて、フィールド名の隣にデータを入力するフィールドが配置されているので、このフィールドにデータを入力します。 【新規レコードの作成】 1 新たにレコード(カード)を作成するには、「モード」メニューより「新規レコード」を選択します。または、[Command]-[N]キーを押します。 【データの検索】 1 入力したデータを検索するには、「モード」メニューより「検索」を選択します。または、[Command]-[F]キーを押します。 2 検索されたいデータが入力されているフィールドにカーソルを移動します。 3 フィールドに検索したいデータを入力し、[検索]ボタンをクリックします。 4 全てのレコードを対照にするには(検索の解除)、「選択」メニューより「全レコードを対照に」を選択します。 【フォームのデザイン】 1 フォームをデザインするには、「モード」メニューより「レイアウト」を選択します。 2 フィールドに枠を付けるには、フィールドを選択し「書式」メニューより「フィールド枠」を選択します。 3 新規レイアウトを作成するには、「モード」メニューより「新規レイアウト」を選択します。 【ファイルの保存】 1 ファイルメーカーProはデータの追加や編集を自動的に保存します。ファイルを閉じる時にも自動的に保存します(「保存」コマンドはありません)。 【テキスト定規の表示】 1 ブラウズモードの時には、「書式」メニューより「テキスト定規」を選択します。 2 レイアウトモードの時には、「表示」メニューより「テキスト定規」を選択します。 【フィールド内でのタブ挿入】 1 フィールドへタブを挿入するには、[option]-[Tab]キーを押します。 【ネットワーク上でのファイルの共有】 ●ファイルの共有を試される前に以下の点に気を付けてください。 --すでにネットワークの基本設定が終わっているかどうか。 --使用しているプロトコルがシステムに標準添付されているものを使用しているかどうか。 ●ファイル共有の設定 1 ファイルを共有されるコンピュータ間で、同じプロトコルを選択します(「編集」メニューより「プレファレンス」を選択し、ダイアログの「一般」にて、「ネットワークプロトコル」の項目で選択します)。 2 サーバとなるコンピュータ(ネットワークサーバではなく、ネットワーク上でつながっているどのコンピュータでも構いません)でファイルメーカーProのデータベースファイルを開きます。 3 「ファイル」メニューより「単独使用」を選択します。 4 ゲストとなる別のコンピュータにてファイルメーカーProを起動し、「ファイル」メニューより「開く」を選択します。 5 ダイアログの[共有ファイル]ボタンをクリックします。 6 表示されたファイルのリストより、ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。ファイルがリストに表示されない時は、選択しているプロトコルとシステムにて選択しているプロトコルが間違っていないかを確認してください。TCP/IPを使って、リモートによるファイル共有を試される時は、ホスト側のドメインアドレスを入力する必要があります。 【リレーショナルの設定】 1 ファイルメーカーProを使い、「生徒情報」と「クラス情報」といったデータベースを新規作成します。 2 「生徒情報」ファイルには、「クラス番号」といった数字形式のフィールドと、「生徒名」といったテキスト形式のフィールドを作成します。 3 「クラス情報」ファイルには、「クラス番号」といった数字形式のフィールドと、「クラス名」といったテキスト形式のフィールドを作成します。 4 それぞれのファイルに複数のデータを入力します(*それぞれのファイルの「クラス番号」フィールドには、共通の番号を入力してください)。 5 「クラス情報」ファイルを開き、「モード」メニューより、「レイアウト」を選択します。 6 [フィールド]と書かれたツールをドラッグし、「クラス名」フィールドの下へ移動します。 7 「フィールド指定」ダイアログの[現在のファイル「クラス情報」]と表示された箇所をクリックし、リストより「リレーションを指定」を選択します。 8 「リレーション定義」ダイアログにて、[新規]ボタンをクリックします。 9 ダイアログより、「生徒情報」ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。 10 「現在のファイルの照合フィールド」のリストより、「クラス番号」をクリックし選択します。 11 「関連ファイルの照合フィールド」のリストからも、「::クラス番号」をクリックし選択します。 12 「このファイルのレコードを削除時に、関連するレコードも削除」オプションを選択します。(このオプションが選択されていると、相互のファイル間で関連フィールドのデータを編集することができます) 13 [OK]ボタンをクリックします。 14 「リレーション定義」ダイアログにて、[終了]ボタンをクリックします。 15 「フィールド指定」ダイアログのフィールドリストより、[::生徒名]フィールドを選択し、[OK]をクリックします。 16 「モード」メニューより、「ブラウズ」を選択します。ここで、それぞれのファイルの「クラス番号」が同じ時、「生徒情報」ファイルの生徒名が表示されます。 【リレーショナルの設定(1対多)】 上記のリレーショナルが設定された同じファイルを使います。 1 「クラス情報」ファイルを開き、「モード」メニューより、「レイアウト」を選択します。 2 [ボタン]ツールの右隣にあります[ポータル]ツールを選択します。 3 十字の形をしたマウスポインタを[::生徒名]フィールドの右端上に移動し、幅はフィールド全体を囲むようにドラッグし、垂直にはフィールドが5行位が表示できる高さにドラッグします。 4 「ポータル設定」ダイアログにて、「から表示する」の左のポップアップメニューより、[生徒情報]のリレーション名を選択します。 5 オプションを選択後、[OK]をクリックします。 6 「モード」メニューより、「ブラウズ」を選択します。ここで、「生徒情報」ファイルにて「クラス番号」フィールドが同じレコードが複数あった時、「クラス情報」ファイルにおいて、ポータルが設定された箇所に、複数の生徒名が表示されます。 ゥ1996 Claris Corporation. All rights reserved. クラリス及びClarisの名称、ロゴはクラリス社の登録商標です。Simply powerful software.、 ファイルメーカーの名称、ロゴ及び付随する一切のデザインはクラリス社の商標です。Apple及びアップルの名称、ロゴ、Macintosh、 Power Macintosh、Mac、MacOS及び漢字Talk7の名称、ロゴは米国アップルコンピュータ社の商標または登録商標であり、その使用にはライセンス契約が必要です。Microsoft Windowsは米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。その他記載された会社名及びロゴ、製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。また、製品及びサンプルファイルなどに登場する会社名、氏名、住所などのデータは全て架空のもので、実在する企業、人物等には一切関係ありません。